国産の医療機器の開発加速と輸出拡大への政府の基本方針。2020年に1兆円の医療機器の輸出を目指す。安倍政権は成長戦略で医療機器を成長産業の1つと位置づけ。産学官一体で開発や輸出を促す。
「手術支援ロボットシステム」「人工組織・人工臓器」「体への負担が少ない低侵襲医療」「画像診断機器」「在宅医療機器」の5分野を重点的に後押し。医療機器メーカーの人材を医療機関が受け入れ、製品化に結びやすくする仕組み作りを確立する。中小企業やベンチャー企業を対象に治験計画の作成など様々な手続きを迅速化するための研修も行う。
また、言葉を発することができない高齢者や障害者向けに意思疎通が可能な装置などを5年以内に3件以上実用化。在宅医療で使う機器を2020年までに手のひらサイズに小型化する計画。
医療機器世界市場は、2017年に4344億ドルと2007年の2倍超になると予測されている。
国産の医療機器の開発加速と輸出拡大への政府の基本方針
項目 | 内容 |
目標 | 2020年に1兆円の医療機器を抽出 |
重点分野 | 手術支援ロボットシステム |
人工組織・人工臓器 | |
体への負担が少ない低侵襲医療 | |
画像診断機器 | |
在宅医療機器 |