政府は育児経験を活かせる新たな保育資格を2015年度に創設する。資格をとった人が小規模保育や一時預かり、事業所内保育の施設で保育士を補助する仕事に就けるようにする。資格取得の勉強に費やす時間の少ない主婦のため、研修期間を少なくするなど支援策も検討している。
厚生労働省によると、保育所などに入れない待機児童は2013年約4万4000人とされている。2014年6月にまとめる成長戦略に盛り込む見通し。
{成長戦略 保育・主婦}
【主婦の就業】
主婦が中小企業の職場実習に参加する場合、1日最大7000円を支給する制度の増額を検討。フリーターを一定の試用期間を設けて雇う企業向け奨励金の対象に主婦を加えることも検討。
分野 | 内容 |
保育 | 育児経験を活かせる新たな保育資格を2015年度に創設 |
主婦 | 主婦の雇用で企業向け支援金を拡充 |