パナソニックは、太陽電池事業で電気自動車メーカーの米テスラモーターズと協業する。太陽電池の国内市場は、太陽光発電の買い取り価格下落で市況が悪化しており、パナソニックのエネルギー事業の15年度売上高は14年度比11%減の3671億円に落ち込んだ。1~8月の太陽電池事業の売上高も前年同期比4~5割落ち込んだことを背景に、事業の立て直しを目指し、海外に活路を求め、販売減が続く国内を補う狙い。テスラが買収を公表しているソーラーシティが建設中の工場で、パナソニックが開発した太陽光パネルを共同生産する計画で、生産開始時期は17年を予定。
パナソニックは16年度の海外での販売量を前年度の約2倍の10万キロワットと全販売量の2割にまで引き上げる。
パナソニック テスラと協業で太陽電池事業立て直しへ
項目 | 内容 |
対象 | 米国で太陽光パネルを共同生産 |
販売量 | 10万キロワット |
生産開始時期 | 2017年 |