ドローンのインフラ点検関連情報。道路や橋などの老朽化が進むと予測される中、2018年から国が主導し計画的な点検を行うことが予定させている。政府はロボット分野において、介護や医療、農業、インフラ点検、工場を重点4分野として集中的に支援。インフラ点検では、橋やトンネルのひび割れを確認できる小型無人ヘリなどの開発を支援する。インフラ点検全体の20%でロボットを導入する計画。

パナソニックとプロドローンは、高速道路などの橋を点検する産業用ドローンを共同開発。橋の裏をカメラで撮影し、傷の大きさや位置データを収集。劣化の兆候を発見する。2017年以降の実用化に向けて改良。道路管理事業者から点検業務の受託を目指す。

デンソーは、産業用ドローンを開発し、ヒトが目視できない橋梁や山間部の構造物の点検、ひびの発見といったインフラや公共サービス用途を開拓する。2016年~2017年内に販売する計画。


ドローン インフラ点検関連情報

【政府】

項目 内容
政府 2018年から国が主導しインフラの計画的な点検を実行
インフラ点検の20%でロボットを導入する計画


【企業 インフラ点検用ドローンの実用化時期】

企業 実用化時期
パナソニック 2017年以降
デンソー 2016年~2017年