パナソニックは2017年2月8日、50億円を投資しアジアでエアコンの生産能力を6割増強すると発表。タイではパトゥムタニ県のナワナコン工業団地にある既存の熱交換器工場にラインを新設し、エアコンの普及モデルの生産を1月から開始した。生産能力は年50万台で、うち6割はベトナム向けに輸出する。マレーシアにある主力工場では4割増産し、年250万台の生産能力を3月をメドに350万台に引き上げる。成長力の高いアジアを戦略地域と位置付け、これまで手薄だった商用エアコンの現地生産も視野に入れ、20年までに家電事業の売上高首位を目指す。
パナソニック アジアに50億投じてエアコン増産
【タイ】
項目 | 内容 |
対象 | ナワナコン工業団地にある既存工場に新ライン建設 |
生産能力 | 50万台/年 |
稼働時期 | 2017年1月 |
【マレーシア】
項目 | 内容 |
対象 | 主力工場で4割増産 |
生産能力 | 250万台/年→350万台(3月メドに) |