パナソニックは子会社の三洋電機が手がける北米テレビ事業を船井電機に売却する方針。売却額やブランド使用料など詳細な条件を決め、2015年3月末に譲渡する予定。
三洋電機の北米テレビ事業は、中国家電TCL集団のメキシコ工場から液晶テレビを調達し、ウォルマート向けに三洋ブランドで供給している。年間供給数は約100万台で売上高は約300億円。パナソニックは船井電機に三洋ブランドのテレビを販売する権利を譲渡し、ブランド使用料を徴収する態勢に切り替える。品質開発・管理などのノウハウも供給する。
パナソニックは三洋電機の北米テレビ事業の売却で、赤字が続くテレビ事業の構造改革を進める。
パナソニック 三洋の北米テレビ事業売却
項目 | 内容 |
対象 | 三洋電機の北米テレビ事業 |
売上高 | 300億円 |
効果 | ウォルマート向けに販売→ブランド使用料の徴収 |