iPS変化前の細胞「iRS細胞」作製 2016/01/06 京都大多田高准教授らの研究チームは2016年1月5日、iPS細胞の元となる新たな細胞「iRS細胞」を作製したと発表。ヒトの胎児の肺細胞に4種類の遺伝子を入れ、このうち一部がiPS細胞の元になる細胞に育ったことを確認した。 iRS細胞はiPS細胞に比べ、狙った遺伝子を改変しやすく、死滅しにくい性質を持つため、病気を再現した神経や臓器の組織をつくりやすくなり、新薬開発への貢献が期待されるという。