腫瘍を引き起こすiPS除去技術を開発 2015/04/10 産業技術総合研究所と和光純薬工業は、2015年4月10日、移植用細胞から腫瘍を引き起こすヒトiPS細胞やヒトES細胞を除く試薬を開発したと発表。培養液にたらすと不完全なiPS細胞がほぼ死滅し、大量に培養したiPS細胞も選別できるという。 この技術により、再生医療で腫瘍が発生するリスクを低減させることが可能になり、安全性を高めることが期待できる。また実用化を視野に、和光純薬が7月に試薬を発売するとしている。