旭化成は2015年9月28日、約50億円を投じてリチウムイオン電池向けセパレーターの生産能力を約2割増やし、年5億5000万平方メートルに引き上げると発表。宮崎県日向市に生産ラインを新設し、既存設備の生産性向上にも取り組むという。
新生産ラインは2016年春の稼働を予定しており、年産能力は6000万平方メートル。また、宮崎県や滋賀県にある既存設備の生産性向上策として、約3500万平方メートルの能力増強を見込む。
スマートフォンなど民生用電子機器や自動車向けの需要増加に対応する。

旭化成 電池材料の生産能力増強

項目 内容
投資金額 50億円
対象 リチウムイオン電池向けセパレーターの生産能力増強
生産能力 年5億5000万平方メートル
稼働時期 2016年春