米国エネルギー省は、2013年9月11日、米国メリーランド州コーブポイントLNGプロジェクトにおいて、自由貿易協定(FTA)未締結国のLNG輸出許可を発行した。コーブポイントでは住友商事が子会社を通じて、米電力大手ドミニオン・リソーシズのLNG基地運営子会社「ドミニオンコーブポイントLNG」と年間約230万トンの天然ガスの液化加工契約を締結し、東京ガスが140万トン、関西電力が80万トン買い取ることになっている。
コーブポイントプロジェクトは、事業主であるドミニオンコーブポイントLNGが、現在のLNG受入基地として稼働中のコーブポイントLNG基地に新たに天然ガス液化プラントを建設するもので、2017年の稼動を目指している。
2017年後半からの輸入を目指しており、契約期間は2017年から20年間。
{シェールガスプロジェクト コーブポイント}
場所 |
企業 |
内容 |
契約 |
コーブポイント |
住友商事 |
米ドミニオン社と年間230万トンの液化加工契約。東京ガスに140万トン、関西電力に80万トン売却。 |
2017年~2027年 |
東京ガス |
住友商事から140万トン買い取り。 |
関西電力 |
住友商事から80万トン買い取り。 |