米ゴールドマン・サックスは、原油価格が1バレル100ドルベースで推移し、米ガス価格が6.6ドル以下であれば、米国産LNGはアジア市場で競争力を持つと試算している。
天然ガスをLNGにするための液化施設の利用料や液化費用、LNG運搬船の輸送量など日本到着までの上乗せ料金は7ドル程度とされている。
そのため、米ガス価格が7ドルを超えて上昇すると、原油連動の長期契約と比べた米LNGの割安感が薄れる可能性がある。
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