シャープは2016年9月30日、574億円を投じて有機ELパネルの試作ラインを堺市と三重県多気町の工場に設けると発表。試作ラインではスマートフォン向けを生産し、17年ごろから徐々に始まると見込まれる液晶パネルから有機ELパネルへの切り替えに備える計画。稼働時期は2018年4~6月を予定。シャープは3月末に総額2000億円を投じて有機ELパネルを手掛ける中期的な計画を発表している。
有機ELパネルの普及状況などを見極めて今後の追加投資を判断するという。
シャープ 有機ELパネルの試作ライン設置
項目 | 内容 |
投資金額 | 574億円 |
対象 | 堺市と三重県工場にスマホ向け有機ELパネルの試作ライン設置 |
稼働時期 | 2018年4~6月 |