東レは2016年7月7日、今年4月に東レ子会社の東レ尖端素材が韓国・群山市に建設した新工場で、自動車や電子機器に使う高機能樹脂の生産能力を増強すると発表。2018年までに約90億円を投じて、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂の年間生産能力を8600トンから約1万6千トンまで引き上げる。
生産したPPS樹脂は同国での需要に対応するほか、中国、米国、メキシコなどのコンパウンド工場にも輸出し、愛知県の東海工場との2拠点から世界に供給する計画。
東レ 世界ナンバーワンPPS樹脂メーカーへ
項目 | 内容 |
投資金額 | 90億円 |
対象 | 高機能樹脂の生産能力を増強 |
生産能力 | 年8600トン→約1万6千トン |
生産時期 | 2018年までに |