東レは2016年4月14日、滋賀県大津市に約100億円を投じて幅広い基礎研究を手掛ける総合研究所「未来創造研究センター」を建設すると発表。未来創造型研究の中枢としてアイデア創出機能を設ける「融合研究棟」と、アイデアに基づいた開発品の試作・評価・実証を推進する「実証研究棟」の2棟からなり、ナノテクノロジー(超微細技術)を駆使した素材開発や紡糸技術を生かした次世代人工腎臓を研究する。
2017年上期から主要施設を順次開設する計画。異分野の研究成果を融合することで、炭素繊維に続く新たな収益源を生み出したい考え。
東レ 未来社会の実現へ向け「未来創造研究センター」建設
項目 | 内容 |
投資金額 | 100億円 |
対象 | 総合研究所建設 |
竣工予定 | 2019年12月 |