電子部品メーカーは、部品内のメモリーにプログラムを書き込み、センサーで測定したデータを加工するソフト開発に軸足を移行。IoTが広がり、電子部品の競争力は微細化からソフトに移りつつある。
パソコンやスマートフォンでは電機メーカーが部品とソフトを組み合わせて完成品を製造していたが、IoTや自動運転などではソフトの組み込みが求められる。
京セラは、自動運転に必要なセンサーの画像処理ソフトなどを開発。2015年内に20人規模の組織を稼働。2019年までに200人に増やす見通し。村田製作所は、米ベンチャーを買収し、センサーで集めた情報を処理するソフトの開発人員を確保する。
電子部品向けソフト開発
コード | 企業 | 項目 |
6971 | 京セラ | 自動運転車向けセンサーの画像処理ソフト |
6981 | 村田製作所 | 米ベンチャー・ベデロソフトウェアを買収 |
6963 | ローム | フィンランドでセンサー用ソフトの拠点を開設 |
6645 | オムロン | 人の動きや表情を認識するセンサーのソフト |
【京セラ】
自動運転車に必要なセンサーの画像処理ソフトなどを開発。2015年内に20人規模の組織を稼動。2019年までに200人に増やす見通し。
【村田製作所】
省電力分野のソフトを開発する米ベンチャー・ベデロソフトウェアを買収。センサーで集めた情報を処理するソフトの開発人員を確保する。