経済産業省は、2015年度から燃料電池車に水素を補給する施設が足りない地域で新設コストへの補助金を増やす。設置費用である約5億円の補助率を2分の1から3分の2まで引き上げる方針。ユーザーが多いのに補給施設がない地域への補助金を手厚くし、普及を進める考え。

また、補給施設の設置費用だけでなく、運営費への補助も2015年度から開始。最大2200万円の運営費補助を5年間続ける。

経済産業省は水素ステーションへの補助金として、2015年度は52％増の計110億円を概算要求する。