燃料電池車関連の市場動向予測まとめ。世界市場では、デトロイトトーマツコンサルティングが燃料電池車(FCV)の世界市場規模を2025年に5兆3000億円、2030年に10兆6000億円になると予測。世界販売台数は2025年に180万台、2030年に425万台になると予測している。2030年の販売台数は米国で215万台、欧州で180万台、日本で30万台となる見通し。
また、日経BPによると、世界のインフラ市場は、燃料電池車の市販が始まる2015年は7兆円。2030年以降に燃料電池車の普及が本格化し、2050年に約160兆円に達する見通し。欧州が36兆円、日本が13兆円となる見通し。
日本市場では、デロイトトーマツコンサルティングによると、燃料電池車(FCV)の販売台数は2030年に約40万台、経済波及効果は4兆4000億円となる見通し。2020年の東京五輪開催を契機に普及が進むと予測している。
燃料電池車関連の市場動向
【世界市場】
項目 | 2015年 | 2025年 | 2030年 | 2050年 |
市場規模 | 5.3兆円 | 10.6兆円 | ||
販売台数 | 180万台 | 425万台 | ||
水素インフラ市場 | 7兆円 | 160兆円 |
【日本市場】
2020年 | 2025年 | 2030年 | |
販売台数 | 5万台 | 20万台 | 40万台 |
経済波及効果 | 8000億円 | 2兆2000億円 | 4兆4000億円 |