水素関連市場　2030年に1兆円 2014/11/21

調査会社富士経済は、2014年7月16日、水素燃料の国内関連事業が2025年に5228億円に拡大すると発表した。2014年中の燃料電池販売開始で水素燃料市場が拡大。2018年頃から水素発電市場が立ち上がり、2020年以降の燃料電池車量産モデルの投入で水素需要が大きく増加する。

水素ステーションは2015年に新たに47件が建設され、累計で85件が稼動する見通し。2020年以降は燃料電池の量産モデルが投入。年案販売台数が10万台に達することで、水素ステーションの整備が活発化。2025年には150件建設され、累計950件が稼動するとしている。水素燃料は2025年に1105億円と試算。

水素関連市場

【水素関連市場】
 日本エネルギー研究所は、燃料電池、燃料電池車、水素供給インフラなど水素関連の国内市場規模を2030年に1兆円、2050年に8兆円と予測している。