【トヨタ】環境チャレンジ2050 2015/10/19

トヨタ自動車は、2015年10月14日、トヨタ環境チャレンジ2050を発表。世界で販売するほぼ全ての車を2050年までに燃料電池車、ハイブリッド車、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車、電気自動車とする目標を示した。

自動車

グローバル新車平均走行時CO₂排出量を2010年比で2020年に22％以上、2050年に90％削減を目指す。ハイブリッド車の販売は、2020年までに年間150万台、累計で1500万台を目指す。燃料電池車は、2020年以降に年間3万台以上を販売。日本では月に1000台、年間で1万数千台を販売する。燃料電池バスは、2016年中に東京都を中心に導入を開始。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて100台以上の準備を推進する。

工場

新工場と新生産ラインで、生産1台あたりのCO₂排出量を、2001年比で2020年に半減、2030年に3分の1、2050年にCO₂排出ゼロを目指す。ブラジル工場の電力は2015年から100％再生可能エネルギーを使用。2019年のメキシコ新工場生産開始時に、生産1台あたりCO₂排出量を2001年比で40％以上削減。田原工場に2020年頃を目指して、風力発電設備の設置を推進。工場での水素利用技術を開発し、2020年頃に燃料電池車生産ラインで導入に向けて実証を開始する。