ソフトバンクが、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株の約9割を売却するとガンホーが3日発表した。ソフトバンクグループは現在、子会社のソフトバンクと合わせてガンホー株の28.3%を保有しており、売却が完了すると持ち分は2%あまりに低下し、ソフトバンクグループの持ち分法適用会社ではなくなる。

買い付け総額は約730億円で、ガンホーの実施するTOBでソフトバンクグループから取得する。ガンホーのTOBは3日から20日以内に始め、買い付け価格は1株294円で、公表日前日の2日終値(309円)を4.9%下回る。

ソフトバンクグループは売却資金を、有利子負債の圧縮や再投資などに活用するとみられる。


ソフトバンクが有利子負債の圧縮や再投資に向けガンホー株売却 

項目 内容
買付総額 730億円
TOB期間 6月3日~20日以内
買付価格 1株294円