ソニーがAI(人工知能)専門ベンチャーの米コジタイ社に20%程度を出資すると報じられている。コジタイは2015年9月に設立されたばかりのスタートアップ企業だが、AIやロボットに強く、ソニーとは先進的な「好奇心を持つAI」を開発するとみられている。AIの深層学習と強化学習を融合させ、両社独特のアルゴリズムを加えることで、人間のように学び続けるAIとなるという。
どのような製品となるかは明らかにされていないが、サービスロボットブームの到来で、15万台の販売実績のある「AIBO」のようなロボットを復活させるとの見方が出ている。ソニーはAIを主導する米企業に追いつかない部分があると認めながらも、早ければ来年にも製品を投入する可能性を示唆している。