新日鉄住金は、提携先の仏鉄鋼大手と共同でブラジルに計3基持つ高炉のうち2基を2016年内にも休止する。近くにある仏バローレック単独の製鉄所と統合し、設備集約に乗り出すとみられる。これにより、新日鉄住金の粗鋼生産能力の5%程度に相当する年200万トン規模の削減になるとみられ、生産体制の適正化でコストを低減し収益改善を狙う。


新日鉄住金 ブラジルで高炉休止

項目 内容
高炉休止数 2基
実行 2016年内
生産能力 新日鉄住金の粗鋼生産力の5%の年200万トンを削減