日立製作所は2016年度以降、売上高に占める研究開発比率を3.7%から4~5%に引き上げる方針。研究開発費は約5000億円規模となる。センサーや人工知能、ロボットに集中投資する。
センサー技術や人工知能を使い、鉄道車両や太陽電池モジュールの劣化状況を常時把握。設備稼働率を高めたり、修理回数を抑制したりする技術を開発する。また、センサーで店内の顧客行動パターンを把握。人工知能で解析して店舗の業績を引き上げる技術開発も進める。
製品供給型からビッグデータ解析を使って顧客の課題解決を総合的に支援するサービス型に転換。売上高に占めるサービスの比率を2015年の40%から2018年に50%まで高める方針。
日立製作所 16年以降の研究開発計画
項目 | 内容 |
期間 | 2016年~2018年 |
研究開発費 | 年5000億円規模 |
対象 | センサー 人工知能 ロボット |