米スタンダード・アンド・プラーズ(S&P)は、2015年6月10日、ギリシャ国債の格付けを「トリプルCプラス」から「トリプルC」に引き下げた。今後の見通しも「ネガティブ」とした。S&Pは「ギリシャが金融支援を巡る協議でユーロ圏各国などと合意できなければ、今後1年以内に債務不履行に陥る可能性が高い」と指摘した。