日東電工は、2015年5月28日、日本で肝硬変治療薬を患者に投与する臨床試験を開始すると発表した。2015年6月より実施。2018年の製品化を目指す。

日東電工が臨床試験を行う肝硬変治療薬は新型バイオ薬「核酸医薬品」と呼ばれる。病気の原因となる遺伝子の働きを抑えると共に副作用が少ないのが特徴だが、体内で分解されやすいため開発が難しいという。

日東電工は薬剤をカプセルで包み、細胞に届いた際に薬剤を放出する技術を採用。肝臓内で病気の原因となる遺伝子の働きを抑える。日東電工の肝硬変治療薬は2013年6月より米国で実施した健常者への投与で高い安全性を確認。2015年からは米国や欧州で一般患者への投与を開始した。

肝硬変は年間2万人が死亡している病気。


日東電工 核酸医薬品の臨床試験開始

項目 内容
臨床試験対象薬 肝硬変治療薬
開始 2015年6月
製品化 2018年

【日東電工の肝硬変治療薬推移】

年月 内容
2013年6月 米国で健常者への投与で高い安全性を確認
2015年 米国や欧州で一般患者への投与を開始