ソフトバンクとヤフーは、2015年3月25日、Tポイント・ジャパンに出資した。第三者割当増資を引き受け、ソフトバンクモバイルが17.5%を取得、ヤフーが出資比率を15%から17.5%に引き上げた。投資額は約100億円とみられる。
Tポイント・ジャパンはカルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下で共通ポイント「Tポイント」を運営。会員数5278万人、提携店舗数35万店、利用件数30億件を持つ。
Tポイント加盟店はポイントを顧客の囲い込みに使うが、得られる購買データは自社店舗での利用に関するものに限られる。出資を機に多様な店舗での購買関連ビッグデータを活用しやすくする。
また、企業のビッグデータ活用を目指す個人情報保護法改正案が成立すれば、個人を特定できないように加工することで、データの第三者への提供が可能になる。
ソフトバンクとヤフー Tポイントに出資
項目 | 内容 |
投資額 | 100億円 |
Tポイント出資比率 | ソフトバンク 17.5% |
ヤフー 15%→17.5% |