ロシア中央銀行は、2014年8月18日、通貨ルーブルの許容変動幅を拡大。米ドルとユーロで構成する通貨バスケットに対する変動幅を6~7ルーブルから7~9ルーブルに広げ、この範囲内で推移している限り為替介入しないことを表明した。

ロシア中央銀行は、ルーブル相場が許容変動幅の上下限に近づくと為替介入を増やすが、ルーブル変動幅を移動させるのに必要な累積介入規模も10億ドルから3億5000万ドルに引き下げた。

なお、ロシアは2014年内に管理変動相場制から完全な変動相場制に移行する計画。


ロシア ルーブル許容変動幅を拡大

内容
2014年8月 7ルーブル→9ルーブル
2012年7月 6ルーブル→7ルーブル