中国人民銀行は、2015年10月21日、大手国有銀行など11行を対象に約1055億元(約2兆円)の資金供給を実施した。不定期、非公開で特定の金融機関に資金を供給する「中期貸出制度(MLF)」と呼ばれる仕組みを使用。機動的に資金を供給することで、金融市場の不安を防ぐ。

人民銀は、景気下支えに向けて「銀行システムの流動性を合理的かつ十分に保つため」としている。