中国政府は、ハイブリッド車を優遇する検討を始めた。ガソリン車と同等としてきたHVを「低燃費車」とみなし、普及支援に転じる。新エネルギー車の生産を一定比率義務付ける「NEZ規制」の修正案を公表。年100万台のガソリン車・HV生産でEV2万台の製造が要求されるが、修正案ではガソリン車は2万9000台に増加する一方、HVは6000台に減少する。8月上旬までメーカーや専門家の意見を徴収し、2019年中の決定を目指す。
中国ではEVシフトを進めてきたが、充電設備や航続距離問題で一般消費者への浸透には時間がかかる。HVも主軸の1つに位置付けた。