有機ELパネル 製造コストを半減 2014/12/09 山形大学の時任静士教授らは従来より少ない電流で2倍明るい有機ELディスプレイを試作した。日本経済新聞が報じた。2020年までに実用化して普及を目指すとしている。 発光する有機ELの層を2枚重ねることで明るくした。発光層を増やしたことで、電流は従来の約3分の2で済むという。また、トランジスタの作製では真空装置の中で蒸着させる方法から印刷技術を使い塗布して作製。製造コストを半分に抑えられる見通しで、より量産しやすくした。