文部科学省は、次世代高機能材料と期待される「セルロースナノファイバー」を応用した化成品の製造工程全体を効率化する技術に取り組む。日刊工業新聞が報じた。
セルロースナノファイバーの原料生産や抽出、原料の合成、製造の各工程の効率を高める技術を生み出す。2015年度から着手し、5年で実証段階入りを目指す。
温室効果ガスの削減効果が大きい技術の創出を目的とする「先端的低炭素化技術開発(ALCA)」の新規プロジェクトとして研究に着手。文部科学省は2015年度予算の概算要求に、ALCA全体の研究開発費として69億円を盛り込んだ。
セルロース化成品 製品の効率化技術開発へ
2014年 | 2015年 | |
ALCA研究開発費 | 57億円 | 69億円 |