SIGは、システム開発及びインフラ・セキュリティサービスを提供する。独立系IT企業として、様々な分野及び業種における情報システムや産業制御システムのシステム開発事業に取り組む。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2018年6月21日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 岡三証券 |
公募・売出 | 29万8000株 |
オーバーアロットメント | 4万4700株 |
仮条件 | 2018年5月31日 |
ブック・ビルディング期間 | 2018年6月4日~2018年6月18日 |
公開価格決定日 | 2018年6月11日 |
事業
【システム開発事業】
共済、国保、国民年金、人事給与などの公共事業向けシステム開発や電子部品装着用製造装置などの産業用ロボット向け組み込みシステムの開発、携帯電話や自動車などの輸送車両へ移動体通信技術を利用して、各種情報提供を行うテレマティクスサービスの開発、デジタル化された情報をインターネットなどの通信システムを経由して提供する事業者による楽曲・動画配信サービスの開発・運用、文教向けの証明書自動発行機システムの開発などを行っている。
【インフラ・セキュリティサービス事業】
ITインフラソリューションでは、情報を管理する各種サーバーやストレージなどの機器構成にとどまらず、ネットワーク、データベース、バックアップなどの設計・構築から導入支援、運用管理までのサービスを提供している。クラウドサービスに必要な最新技術や専門技術の認定、両技術に精通した有資格者を揃え、設計から構築、導入支援、運用管理まで数多くの導入実績を持つ。
セキュリティサービスでは、米国のSecuGen社の製品をはじめ、セキュリティホール検索や実際に親友や攻撃を試みるペネトレーションテストなどに用いる脆弱性対策ツールなど、セキュリティ商材の販売とその設計・構築・保守・運用までの一元的なサービスを提供している。
経営戦略
ITに起因する情報漏洩などの問題が多く報じられるようになり、情報セキュリティ対策は企業における最重要課題となる一方で、その対策にあたる企業の人材は大幅に不足すると見込む。そのため、企業単独でIT環境を守るのは困難となることから、アウトソーシングによるセキュリティ・サービスのニーズが高まると予測。セキュリティサービスに注力する。
SIGの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2017年 | 35億円 | 2.1億円 | 1.3億円 | 5億円 | 16億円 | 31.3% |
2016年 | 35億円 | 1.1億円 | 1億円 | 3.7億円 | 15億円 | 24.9% |