SERIOホールディングスは、仕事と家庭の両立を運営し、一人ひとりに合った働き方をサポートする就労支援事業、自治体や私立小学校から各種放課後施設の運営を受託する放課後事業、自治体から認可を得て認可保育園と小規模認可保育園を運営する保育事業を展開している。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2018年3月2日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 野村證券 |
公募・売出 | 72万株 |
オーバーアロットメント | 10万8000株 |
仮条件 | 1700円~1780円 |
ブック・ビルディング期間 | 2018年2月14日~2018年2月20日 |
公開価格 | 1780円 |
事業
【就労支援事業】
仕事と家庭の両立を応援し、一人ひとりに合った働き方をサポートする事業を展開。主に首都圏、名古屋地区、関西、広島地区で営業活動を行っている。パートタイマー型勤務や一週間に2日もしくは3日の勤務など、仕事と家庭が両立しやすいワークスタイルを提案。子育て中の家庭を中心とした潜在的な労働力の労働市場への参加促進を行っている。
【放課後事業】
自治体や私立小学校から各種放課後施設の運営を受託している。様々な学びや遊びを通して、子ども達の健やかな成長を支援し、安心・安全な環境で子ども達の成長を支える事業運営に努めている。
自治体より放課後施設の運営を受託する公設放課後事業。「トレジャーキッズクラブ」という名称で私立小学校より放課後アフタースクールの運営を受託する私立小学校アフタースクール事業。民間の放課後アフタースクールの自社運営を行う民間放課後アフタースクール事業を展開している。
【保育事業】
自治体から認可を得て認可保育園と小規模認可保育園を運営している。働く親が安心して子どもを預けられる保育園を目指し、同じ保育士が同じ園児の食事、排泄、衣服の着脱を日々見守り、より細やかな対応を実現することができる担当制保育を導入。一人ひとりに寄り添う保育で、園児達の成長をサポートする。
経営戦略
放課後事業は公設民営事業であり、自治体による予算格差があり、拠点ごとの利益率の差が存在する。今後は予算の高い地域での新規開設を進める。また、ICT化の推進などにより生産性の向上を図ることで、収益構造を改善する。
さらに、政府は待機児童の解消のため企業主導型保育を推進しており、企業主導型保育園の運営受託の拡大に努める。
SERIOホールディングスの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2017年(6-11月) | 24億円 | 0.6億円 | 0.4億円 | 2.7億円 | 21億円 | 12.9% |
2016年 | 40億円 | 0.4億円 | 0.2億円 | 2.3億円 | 14億円 | 16.8% |