トランザスは、IoT端末や機器装置の製造販売、システム・サービスの提供、業務システムなどの受託開発などを提供している。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2017年8月9日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | いちよし証券 |
公募・売出 | 74万株 |
オーバーアロットメント | 10万株 |
仮条件 | 1240円~1300円 |
ブック・ビルディング期間 | 2017年7月24日~2017年7月28日 |
公開価格 | 1300円 |
事業
【IoTソリューションサービス】
トランザスが開発製造した各種ターミナル(端末)やシステムをシステムインテグレーターや商社、ソフトウェア開発事業者などのパートナーに提供。パートナーはそれを利用してコンテンツやシステム・サービスを顧客に提供する。
トランザスはパートナーが要望する機能を実現するため、ターミナル用のファームウェアやミドルウェアといったソフトウェアを最新技術やノウハウを活かして開発。それらを搭載したターミナル製造販売を行う。ソフトウェアやターミナルそれぞれを提供するだけでなく、それらを利用したシステムやサービスも提供している。
IoTソリューションサービスは、映像配信分野、販売業務支援分野、作業支援分野に展開している。
収入は、ベースとなるソフトウェアに顧客が要望する機能を開発するのに必要な工数に応じた収入を得る。また、ターミナル利用に必要なソフトウェアやライセンスを搭載して販売。ソフトウェアやターミナルを利用したIP放送システムやコンテンツ管理システムでは月額利用料や利用頻度に応じた従量課金型の利用料金を受け取る。
【IT業務支援サービス】
業務システムの受託開発・メンテナンスサービスの提供、ターミナルの導入支援、メンテナンスを行っている。
収入はアプリケーションソフトウェアの開発工程数に応じた収入を得る。開発したシステムやパソコン、サーバーなどの機器装置を、サービス提携先に代わって選定し販売。メンテナンスでは、毎月固定の保守料金を受け取る。
経営戦略
継続して新ターミナル開発のために経営資源を投下。エンタープライズ向けのウエアラブルデバイス市場の規模拡大が見込まれるため、ウエアラブルデバイスの機能追加とマーケティングを強化。さらなる拡販による事業拡大を図る。
トランザスの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2017年(2-4月) | 2.2億円 | 0.1億円 | 0.1億円 | 5.5億円 | 6.4億円 | 85.6% |
2016年 | 10億円 | 1.8億円 | 1.1億円 | 5.3億円 | 7億円 | 76.7% |
2015年 | 10億円 | 2億円 | 1.2億円 | 4.2億円 | 6.3億円 | 67.7% |
2014年 | 7.9億円 | 1.3億円 | 0.8億円 | 2.6億円 | 5.2億円 | 51.3% |
2013年 | 5.3億円 | 0.7億円 | 0.4億円 | 2億円 | 3.2億円 | 64.8% |