矢野経済研究所は、2017年3月28日、2015年のコミュニケーションロボット市場規模が23億8500万円だったと発表した。コミュニケーションロボットとは、人の言語や顔、存在などの認識機能や人からのボディタッチの検知機能を持ち、得られた外部情報に応じて自律的に反応する機能を持つロボット。2015年から会話・動作複合型コミュニケーションロボットの新製品が投入され、市場を牽引した。
2020年度の国内のコミュニケーションロボット市場規模は87億4000万円になると予測。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、交通機関や各種施設での観光案内などで導入されるとしている。