ジャパンエスカレーターサービスホールディングスは、エレベーターやエスカレーターの保守・保全業務を行っている。原則1ヶ月に1回の保守・点検と、建築基準法で定められた年1回の定期検査を実施。三菱電機や日立製作所、東芝エレベータ、日本オーチス・エレベータ、フジテックのメーカー製品に対応。契約の種類には、保守点検と劣化した部品の取り替え・修理を行うフルメンテナンス契約と、保守点検のみの点検契約がある。

東京と神奈川県、千葉県、埼玉県を中心に事業を展開。人命に関わる緊急時には、連絡を受けてから30分以内の現場到達を目標として営業所網を構築している。


新規上場概要

項目 内容
上場予定日 2017年3月17日
1単元株式数 100株
主幹事 野村證券
公募・売出 289万1000株
オーバーアロットメント 43万5000株
仮条件 530円~550円
ブック・ビルディング期間 2017年3月1日~2017年3月7日
公開価格 550円


経営戦略

 エレベーターやエスカレーターのメンテナンス業界は、オフィスビルと住宅需要の堅調さから、エレベーターの設置台数が増加基調にある。事業地域は主に首都圏だが、西日本地域への展開を検討。海外では香港とインドへの展開を推進する。香港では子会社を通じ現地のエレベーターメンテナンス会社に出資。インドでは子会社を通じ現地の建設会社と合弁会社を設立している。


ジャパンエレベーターサービスホールディングスの業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2016年(4-12月) 97億円 2.9億円 1.4億円 8.9億円 74億円 11.9%
2015年 118億円 6.9億円 4億円 7.9億円 65億円 12.1%
2014年 104億円 5.7億円 3.1億円 8.8億円 55億円 16%