大阪ガスや三菱ガス化学、北海道電力は、2016年10月11日、福島県内で計画中の大型液化天然ガス(LNG)火力発電事業に出資したと発表した。総事業費は1000億円超になる見通し。発電能力は約120万キロワット。運転開始は2020年を予定。
各社は首都圏で販売する電源などとして活用する。発電所の建設費などは、収益の一部を融資返済の充てるプロジェクトファイナンスを利用し調達する。ガスと蒸気を組み合わせ、二酸化炭素の排出量を抑える高効率の発電方式を採用する。
福島のLNG火力発電事業
項目 | 内容 |
プロジェクト | 福島のLNG火力発電 |
総事業費 | 1000億円超 |
発電能力 | 120万キロワット |
運転開始 | 2020年 |
参加企業 | 石油資源開発 33% |
三井物産 29% | |
大阪ガス 20% | |
三菱ガス化学 9% | |
北海道電力 9% |