大阪ガスは2016年3月10日、2016年度に海外ガス事業など成長分野への投資に、15年度見込みより5割増の1500億円を投じると発表。海外投資額は15年度見込み比39%増の755億円を投じ、アジア、北米の発電所やガス基地の建設計画への参画をめざす。生活関連や化学の周辺事業向けは63%増の420億円とする計画。4月に参入する家庭向け電力事業は、16年度末に20万世帯をめざしており、20年度のガス販売量は15年度見込み比5%増の84億7千万立方メートルを見込む。海外への権益投資やM&Aで事業拡大を図る。