凸版印刷は、心拍や呼吸、体の動き、声など人体から発する微細な振動を感知するシート型の生体センサーを開発した。導電材料を薄膜フィルムに印刷し、シートの形状で利用でき、計測したデータはパソコンやタブレット端末に無線で送信し、リアルタイムで確認できる。ベッドや椅子、自動車の運転シートに埋め込むことで、寝ている人や座っている人の異常を検知することができる。10月からサンプル出荷を始め、医療や看護、自動車業界に売り込む計画で、データを解析するシステムも併せて提供する。
2017年4月から本格的に販売を始め、20年に100億円の売り上げを目指すという。
凸版印刷 医療・車向け生体センサー開発
項目 | 内容 |
対象 | シート型の生体センサー開発 |
販売時期 | 2017年4月 |