トヨタ自動車は2016年9月15日、約153億円を投じてメキシコのバハカリフォルニア工場でピックアップトラックの生産能力を引き上げると発表。現在、バハカリフォルニア工場ではタコマを年10万台、その荷台を11万2千台生産しているが、生産設備を拡張し、18年にはタコマの年間生産台数を16万台に増強する計画。従業員も18年までに400人を新規採用し、1500人で生産に対応する。
今回の生産増強で米国やメキシコを含めた北米地域の18年のピックアップ生産は36万台程度可能になる。米国ではピックアップなど大型車の販売が好調なため、供給量を増やし、収益拡大を狙う。
トヨタ メキシコでピックアップトラックを増産
項目 | 内容 |
投資金額 | 153億円 |
対象 | メキシコ工場でピックアップトラック生産能力増強 |
生産能力 | タコマ10万台/年→16万台/年 |
稼働時期 | 2018年 |