インソースは、新人研修や管理職研修などの階層別研修やプレゼンテーション・クレームなどスキル別研修などを提供している。事業形態には、顧客から受託した研修に講師を派遣する講師派遣とWEBサイト上に研修プログラムを掲載し、受講希望者の申し込みで研修を行う公開講座がある。また、研修内容や受講履歴の管理、従業員アンケートの実施など人事サポートシステム「Leaf」の提供や精神障害者を対象とした就労移行支援事業「Bizstage」の運営も行っている。主要顧客は、民間企業や官公庁、地方自治体及びその関連団体など。
研修サービス市場は若年層の就業者数が増えていることから、若年層向けの研修サービス需要が増加。女性活躍推進関連や訪日外国人の増加によるグローバル関連の研修が増加している。
インソースは、研修サービスを拡大するため、新しい分野の教育コンテンツや従来とは異なる手法を取り入れた研修プログラムの開発を進める。また、eラーニング・映像製作分野やシステム販売分野などを新たな中核事業として育てていく方針。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2016年7月21日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | みずほ証券 |
公募・売出 | 195万株 |
オーバーアロットメント | 29万2500株 |
仮条件 | 460円~520円 |
ブック・ビルディング期間 | 2016年7月4日~2016年7月8日 |
公開価格 | 520円 |
研修サービス市場
大卒者の就職率が96.7%に上昇するなど若年層の就業者数が増え、若年層向けの研修サービスの需要が増加。女性活躍推進関連の研修や訪日外国人の増加によるグローバル関連の研修が増加している。
経営戦略
研修サービスを拡大するため、新しい分野の教育コンテンツや従来とは異なる手法を取り入れた研修プログラムの開発を進める。会計や法律、ITなど専門性の高い分野では、他社との提携も含めて提供するコンテンツの拡充を進める。
また、売上構成が講師派遣型研修と公開講座の2事業が中核となっているため、周辺分野を強化。eラーニング・映像製作分野やシステム販売分野などを新たな中核事業として育てていく方針。
インソースの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2016年(10-3月) | 12億円 | 2億円 | 1.2億円 | 8.3億円 | 12億円 | 64.3% |
2015年 | 24億円 | 3.9億円 | 2.3億円 | 7.3億円 | 12億円 | 59.4% |
2014年 | 20億円 | 3.1億円 | 1.8億円 | 5.1億円 | 9.9億円 | 41.6% |