三菱電機、ゼンリン、パスコ、アイサンテクノロジー、インクリメント・ピー、トヨタマップマスターは、2016年5月19日、トヨタ自動車など国内自動車メーカー9社と「ダイナミックマップ基盤企画」を設立すると発表した。自動走行・安全運転支援システムの実現に必要な高精度3次元地図の実用化に向けたデータ仕様やデータ構築手法の標準化、メンテナンス手法などの実証・決定、公的機関との調整、国際連携の推進を図る。また、防災・減災や社会インフラ維持管理などへの展開も目指す。

設立は2016年6月。2017年度中をめどに自動車メーカーと共同でデータの仕様をはじめとする標準化を目指す。


自動運転向け高精度地図の新会社

項目 内容
新会社 ダイナミックマップ基盤企画
設立 2016年6月
データ仕様の標準化 2017年度中


【出資比率】

企業 出資比率
三菱電機 18%
ゼンリン 17%
パスコ 17%
アイサンテクノロジー 6%
インクリメント・ピー 6%
国内自動車メーカー9社 3.3%ずつ