理化学研究所と化学技術振興機構(JST)、産業技術総合研究所、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、情報通信研究機構は、共同で人工知能(AI)の研究開発を行う。参加機関の研究計画や予算配分を行う戦略センターを2016年度の早い時期に設置。10年間で約1000億円を投じる。
理化学研究所は、研究者100人を擁する中核拠点を2016年夏までに設置。産業技術総合研究所は、2015年5月に発足した人工知能研究センターを拡充し、産業界と共同研究を進行。情報通信研究機構は、脳科学と人工知能を結びつける研究を実施。JSTとNEDOは、大学や企業などの研究者が広く参加する人工知能プロジェクトを立ち上げる。
AIに10年で1000億円
項目 | 内容 | |
投資額 | 1000億円 | |
期間 | 2016年~2026年 | |
機関 | 理化学研究所 | 中核拠点を16年度に設置 |
産業技術総合研究所 | 人工知能研究センターを拡充し、産業界と共同研究 | |
情報通信研究機構 | 脳科学と人工知能を結びつけ | |
JST | 大学や企業などが参加する人工知能プロジェクト | |
NEDO |