経済協力開発機構(OECD)の世界経済成長率の見通し推移。2016年~2017年の見通し推移まとめ。
2016年~2017年
2016年 | 2017年 | ||||||||
発表月 | 15年6月 | 15年9月 | 15年11月 | 16年2月 | 16年6月 | 16年9月 | 16年2月 | 16年6月 | 16年9月 |
世界 | 3.8% | 3.6% | 3.3% | 3.0% | 3% | 2.9% | 3.3% | 3.3% | 3.2% |
米国 | 2.8% | 2.6% | 2.5% | 2.0% | 1.8% | 1.4% | 2.2% | 2.2% | 2.1% |
独仏伊 | 2.1% | 1.9% | 1.8% | 1.4% | 1.6% | 1.5% | 1.7% | 1.7% | 1.4% |
日本 | 1.4% | 1.2% | 1% | 0.8% | 0.7% | 0.6% | 0.6% | 0.4% | 0.7% |
中国 | 6.7% | 6.5% | 6.5% | 6.5% | 6.5% | 6.5% | 6.2% | 6.2% | 6.2% |
2016年発表
【2016年9月】
2016年9月21日、2016年の日米欧の経済成長率見通しを引き下げた。日本は0.7%から0.6%。政府が歳出を増やし、消費増税を延期するも、円高とアジア貿易の弱さで成長が低迷しているとした。米国は1.8%から1.4%。エネルギーへの投資が落ち込んでいるとした。ユーロ圏は1.6%から1.5%とした。
【2016年2月】
2016年2月18日、世界経済成長率の見通しを下方修正。2016年を3.3%から3%、2017年を3.6%から3.3%とした。新興国経済の減速や原油など商品価格の下落が資源輸出国の成長を下押しする。
2015年発表
【2015年11月】
2015年11月9日、2016年の見通しを3.6%から3.3%に下方修正した。ブラジルやロシアなど資源国の減速が影響する。
米国は原油安やドル高で家計の購買力が上がり、消費の牽引役となっている。ユーロ圏は金融緩和や原油安で回復が続く。日本は中国やアジアの需要が落ち込み、輸出や生産が減るとした。