アベノミクス「一億総活躍社会の実現」に向けた政府の緊急対策。
出産・子育て支援
企業内保育所への補助拡充で、保育の受け皿を2017年度末までに50万人分拡大。非正規労働者が育児休業を取る要件を緩和。ITで保育士の事務負担を軽くする取組も進める。また、不妊治療に対する支援を強化。自営業者らの産前産後の国民保険料を免除する。
項目 | 内容 |
出産・子育て | 保育の受け皿を2017年度末までに50万人分拡大 |
非正規労働者の育児休業取得要件を緩和 | |
ITで保育士の事務負担を軽減 | |
不妊治療に対する支援を強化 | |
自営業者の産前産後の国民保険料を免除 |
介護離職対策
介護施設は2020年代初めまでに50万人分の施設を確保。見守り機能などがあるサービス付き高齢者住宅の整備を加速。都市部の国有地を割安な賃料で貸し出す。また、介護休業を分割で取得できるようにする。介護休業給付の支給割合は、現在の40%から67%に引き上げる。
項目 | 内容 |
介護施設 | 2020年代初めまでに50万人分の介護施設を確保 |
見守り機能などがあるサービス付き高齢者住宅の整備を加速 | |
都市部の国有地を割安な賃料で貸出 | |
離職対策 | 介護休業を分割で取得 |
介護休業給付の支給割合を40%から67%に引き上げ |
家計支援
全国平均で798円の最低賃金を毎年3%程度増やし、2020年ごろに1000円を目指す。軽減税率導入に伴う低所得者向け給付金とは別に、低年金高齢者に給付金を支給。省エネ住宅やエコカーの購入費用負担を軽減する。
低年金者への給付金は5000円から3万円に増額する方向で最終調整。対象者は1000万人規模となり、3000億円超の財源がかかる見通し。
項目 | 内容 |
家計支援 | 最低賃金を毎年3%増。798円から1000円を目指す |
低年金高齢者に給付金を支給 | |
省エネ住宅やエコカーの購入費用負担を軽減 |