ユーグレナ(ミドリムシ)の国内食品市場は、2013年の70億円から2018年は300億円に拡大する見通し。ユーグレナ社の国内食品市場売上高は2013年の17.5億円から2018年は150億円、営業利益30億円以上を目指す。また、海外市場を開拓し、2018年にユーグレナ食品海外市場規模を300億円に広げることを目指す。


ユーグレナの経営計画

国内食品事業 2013年 2018年
売上高 17.5億円 150億円
営業利益 - 30億円以上

【ユーグレナ食品国内市場】

  2013年 2018年
国内市場規模 79億円 300億円

【ユーグレナ食品海外市場】
 東アジア地域では伊藤忠商事と連携して開拓中。中国では2014年1月からミドリムシ食品を販売開始。東南アジアではハラール取得準備は完了。バングラデシュで嗜好性調査を開始。各商社との連携で開拓中。

  2018年
海外市場規模 300億円


ミドリムシの研究開発により目指す新規市場 

時期 参入市場
2009年 一般食品への提供
2012年 自社商品直販事業を本格化、自社用車向け燃料供給開始
2014年 ペットフード市場、自社化粧品事業
2016年 化成品用油市場、工業用潤滑油市場
2017年 飼料市場
2020年 バイオジェット燃料市場


参考 

2014年7月から試験走行しているバスに使用しているバイオディーゼル燃料は、法的な規制もあり、軽油に5%以下の割合でしか配合出来ない。今後は、軽油と分子構造が同等で、100%の使用が可能な燃料開発を2018年までに進める。