ユーグレナは2016年8月12日、2018年前半の稼働を予定していた藻作る航空機燃料の製造実証プラントの着工を1年延期すると発表。設備の建設や燃料の実用化、原料の調達で千代田化工建設、全日本空輸、いすゞ自動車、伊藤忠エネクスと連携しており、実証プラントは約30億円投じて、横浜市臨海部の旭硝子の工場内に建設予定。米石油大手のシェブロンから技術供与を受け、ミドリムシなどから作った航空機用燃料を年間125キロリットル作る。次世代燃料が航空機用として必要な検証作業に時間がかかっているため着工は遅れるが、20年に実用化する計画は変えないという。
 

ユーグレナ ミドリムシ燃料製造を1年延期

項目 内容
投資金額 30億円
対象 横浜市臨海部の旭硝子工場内にプラント建設
生産能力 125キロリットル/年
稼働時期 2018年前半→2019年
実用化 2020年