ユーグレナは、2015年12月1日、ミドリムシから搾った油を燃料に精製する設備を横浜市に建設すると発表した。投資額は30億円。生産能力は年125キロリットル。2016年夏から製造実証プラントの建設を開始。2017年内に竣工。2018年前半の稼動を開始。2020年の実用化を目指す。
米石油大手シェブロンから技術供与を受け、ジェット燃料の認証を取得できる実証プラントにする。
富士経済は2020年の航空機向けバイオ燃料の世界需要が11兆8808億円になると試算している。
ユーグレナ バイオジェット燃料精製設備を建設
項目 | 内容 |
投資額 | 30億円 |
生産能力 | 年125キロリットル |
稼動 | 2018年前半 |
実用化 | 2020年 |
【協力会社の役割】
企業 | 役割 |
ユーグレナ | ミドリムシの生産やプラント建設地の確保・設備投資・運営、バイオ燃料の製造 |
横浜市 | プラント建設・運営支援 |
千代田化工建設 | プラントの設計・調達・建設 |
伊藤忠エネクス | ユーグレナ以外のバイオ燃料原料の調達 |
いすゞ自動車 | バイオディーゼル燃料の評価・利用 |
全日本空輸 | 空港での給油などオペレーションに関わる提案 |