富士通は、2014年5月29日、2014年から2016年の中期経営計画を発表した。2016年に営業利益2500億円、純利益1500億円を目指す。

クラウド事業のほか医療分野や農業分野などの新領域向けに投資を拡大する。クラウド、ビッグデータ、携帯端末活用関連サービス、医療・交通・農業などの社会課題を解決するためのITシステムなど4つを強化分野と位置付け、技術開発に2000億円を投じる計画。

また、2016年までにM&Aに最大1000億円を投じる計画。富士通のシェアが低い東南アジアを重点に現地の政府や企業を顧客に持つシステム開発会社などが対象。ソフトでは次世代のクラウドシステムを作るために富士通にない技術を持つ企業を買収する。


富士通の経営計画

  2016年
営業利益 2500億円
純利益 1500億円
新規領域の投資 2000億円