リプロセルは、2013年10月30日、2013年11月から遺伝子改変技術とiPS細胞技術を応用したアルツハイマー神経細胞の販売を開始すると発表した。
アルツハイマー病の発症には様々な種類の神経異常が見られるため、アルツハイマー病の研究には様々な種類の神経細胞を使って多角的な研究が必要になる。今回発売するアルツハイマー神経細胞は、グルタミン酸作動性神経という神経細胞を多く含む製品。リプロセルは2012年7月にもコリン作動性神経細胞を多く含むアルツハイマー神経細胞を発売しており、これら2つを組み合わせれば、より幅広い研究への応用が可能になるという。
これらの細胞は凍結状態で保存・輸送を行うため、全世界の研究者に提供可能。また、大量生産にも対応しているとしている。